岩手県には、厚生労働省が指定する「がん診療連携拠点病院」及び関連医療機関が10施設あります。
本ページでは、岩手県のがん診療連携拠点病院一覧(2025年度版)と制度の概要を整理しています。
※診療内容や詳細な体制については、各医療機関の公式ホームページ等で必ずご確認ください。
⇒岩手県の10施設を確認する
岩手県で拠点病院を検討する際の留意点
岩手県のがん医療は、盛岡圏の中核機能と県立病院群による広域分散型カバーが大きな特徴です。
地理的広がりが大きい県であるため、通院実務を踏まえた検討が重要になります。
① 盛岡圏に集約される専門医療機能
岩手県では
- 岩手医科大学附属病院(都道府県拠点)
- 岩手県立中央病院
が高度治療の中核を担っています。
特に
- がんゲノム医療
- 小児がん対応
- 高難度手術
などは盛岡圏への紹介となるケースも想定され、診療内容に応じた集約構造を理解しておくことが参考になります。
② 県立病院ネットワークによる地域完結体制
岩手県では、県立病院が各二次医療圏に配置され、
- 磐井(県南)
- 胆沢(県南内陸)
- 宮古・釜石・大船渡(沿岸)
- 久慈・二戸(県北)
- 中部(北上)
など、広範囲の居住地をカバーしています。
外来化学療法や標準治療については、居住地近接での継続治療を重視した体制が取られている点が特徴です。
③ 沿岸部と内陸部で異なる通院条件
岩手県は南北に長く、三陸沿岸と内陸盆地で交通事情が大きく異なります。
確認しておきたい視点:
- 盛岡圏への移動時間
- 冬季の通院環境
- 外来治療の地元実施可否
- 病院間紹介の流れ
特に沿岸地域では、初期治療とフォロー治療の役割分担を見据えた検討が実務的です。
④ 制度区分だけでなく医療圏機能を見る
岩手県では、
- 都道府県拠点
- 地域がん診療連携拠点病院
- 地域がん診療病院
が段階的に配置されています。
ただし制度区分は役割分担の枠組みであり、実際の医療機関選択では、
- 病期
- 必要な治療内容
- 通院可能距離
- 紹介体制
を総合的に整理することが重要です。
まとめ
岩手県のがん医療体制を検討する際は、
- 盛岡中核施設の専門機能
- 県立病院群による広域カバー
- 地理条件を踏まえた通院現実性
をバランスよく確認することが実務的です。
制度情報を参考にしつつ、無理なく治療継続が可能な医療圏での受療計画を立てることが重要と考えられます。
岩手県のがん診療連携拠点病院一覧(10施設)
岩手県には下記の拠点病院がありますので、ご確認下さい。
①岩手医科大学附属病院
紫波郡矢巾町
都道府県がん診療連携拠点病院 / 地域の小児がん診療を行う連携病院 / がんゲノム医療連携病院(エキスパートパネル実施可能)
②岩手県立中央病院
盛岡市上田
地域がん診療連携拠点病院
③岩手県立磐井病院
一関市狐禅寺
地域がん診療連携拠点病院
④岩手県立宮古病院
宮古市崎鍬ヶ崎
地域がん診療病院
⑤岩手県立大船渡病院
大船渡市大船渡町
地域がん診療病院
⑥岩手県立中部病院
北上市村崎野
地域がん診療病院
⑦岩手県立久慈病院
久慈市旭町
地域がん診療病院
⑧岩手県立釜石病院
釜石市甲子町
地域がん診療病院
⑨岩手県立二戸病院
二戸市堀野
地域がん診療病院
⑩岩手県立胆沢病院
奥州市水沢龍ヶ馬場
地域がん診療病院
出典:厚生労働省「がん診療連携拠点病院等」
※一覧は厚生労働省公表資料に基づき作成
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がん診療連携拠点病院制度の詳細はこちらをご参照ください。
がんの名医・専門医リスト
がんの名医・専門医リスト(医師の所属、役職、得意分野などを掲載)については、下記のページを参照下さい。
| 乳がん(東日本) | 乳がん(西日本) |
| 大腸がん(東日本) | 大腸がん(西日本) |
| 胃がん(東日本) | 胃がん(西日本) |
| 肺がん(東日本) | 肺がん(西日本) |
| 肝臓がん(東日本) | 肝臓がん(西日本) |
| 膵臓がん(全国) | 胆道がん(全国) |
| 膀胱がん(全国) | 腎盂・尿管がん(全国) |
| 前立腺がん(全国) |
■名医に診てもらうための道程(近道)
癌の名医に「病院・医師選びのポイント」と「名医に診てもらう方法(どういうルートで先生のところに患者が来るのか)」をヒアリングしましたので、ご興味のある方はご覧ください。
●がんの名医に教えて頂いた「病院・医者選びのポイント」
●がんの名医に教えて頂いた「名医に診てもらう方法」
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