本ページでは、DPC公開データに基づく手術実績数をもとに、脊柱管狭窄症治療を行う医療機関の規模や診療体制を把握するための参考情報をまとめています(脊柱管狭窄症治療において一定以上の症例数と専門性を有する全国主要医療機関を中心に掲載しています)。
脊柱管狭窄症を含む腰痛の名医・専門医の情報が掲載されているサイトへのリンクもありますので、適宜参照下さい。
※「脊柱管狭窄(脊椎症を含む。)、頸部」・「脊柱管狭窄(脊椎症を含む。)、腰部骨盤、不安定椎」・「脊柱管狭窄(脊椎症を含む。)」の治療実績数を、便宜上“脊柱管狭窄症”のランキングとしています。
また、特定の医療機関や医師の優劣、治療成績を示すものではありません。
※その他の医療機関の診療実績については、Caloo(脊柱管狭窄症)等を参照下さい。
※診療内容については、各医療機関のホームページ等でご確認下さい。
<参考>全国の腰痛の名医・専門医
脊柱管狭窄症症例数ランキング(全国30病院)
※名医・専門医の掲載の有無は、必ずしも病院の診療レベルを反映するものではありません。
■症例数に基づく脊柱管狭窄症病院ランキング
脊柱管狭窄症病院ランキング 1位~10位
| 病院名、手術数、所在地、診療科の特徴、名医・専門医情報(敬称略) |
| ●村山医療センター(東京) 症例数1,041件(手術有525件/無516件) ・谷戸祥之 |
| ●関西医科大学附属病院(大阪) 症例数939件(手術有421件/無518件) |
| ●稲波脊椎・関節病院(東京) 症例数868件(手術有856件/無12件) ・稲波弘彦 |
| ●岩井整形外科病院(東京) 症例数839件(手術有839件/無―件) |
| ●品川志匠会病院(東京) 症例数792件(手術有779件/無13件) |
| ●静岡赤十字病院(静岡) 症例数779件(手術有421件/無358件) |
| ●安佐市民病院(広島) 症例数748件(手術有737件/無11件) |
| ●藤田医科大学病院(愛知) 症例数727件(手術有410件/無317件) |
| ●横浜労災病院(神奈川) 症例数705件(手術有286件/無419件) |
| ●沢田記念高岡整志会病院(富山) 症例数631件(手術有588件/無43件) |
脊柱管狭窄症病院ランキング 11位~20位
| 病院名、手術数、所在地、診療科の特徴、名医・専門医情報(敬称略) |
| ●九段坂病院(東京) 症例数558件(手術有322件/無236件) |
| ●慶友整形外科病院(群馬) 症例数516件(手術有472件/無44件) |
| ●済生会川口総合病院(埼玉) 症例数506件(手術有449件/無57件) |
| ●大分整形外科病院(大分) 症例数473件(手術有202件/無271件) |
| ●慶應義塾大学病院(東京) 症例数460件(手術有292件/無168件) |
| ●岡山旭東病院(岡山) 症例数458件(手術有168件/無290件) |
| ●岡山医療センター(岡山) 症例数457件(手術有281件/無176件) |
| ●石巻ロイヤル病院(宮城) 症例数454件(手術有260件/無194件) |
| ●関東労災病院(神奈川) 症例数453件(手術有234件/無219件) |
| ●角谷整形外科病院(和歌山) 症例数453件(手術有453件/無―件) ・吉田宗人 |
脊柱管狭窄症病院ランキング 21位~30位
| 病院名、手術数、所在地、診療科の特徴、名医・専門医情報(敬称略) |
| ●えにわ病院(北海道) 症例数436件(手術有420件/無16件) |
| ●名古屋市立大学医学部附属西部医療センター(愛知) 症例数429件(手術有181件/無248件) |
| ●総合せき損センター(福岡) 症例数417件(手術有240件/無177件) |
| ●TMGあさか医療センター(埼玉) 症例数411件(手術有221件/無190件) |
| ●刈谷豊田総合病院(愛知) 症例数411件(手術有182件/無229件) |
| ●交野病院(大阪) 症例数408件(手術有382件/無26件) |
| ●函館中央病院(北海道) 症例数405件(手術有263件/無142件) |
| ●フジ虎ノ門整形外科病院(静岡) 症例数393件(手術有365件/無28件) |
| ●福山医療センター(広島) 症例数384件(手術有275件/無109件) |
| ●札幌麻生脳神経外科病院(北海道) 症例数383件(手術有166件/無217件) |
脊柱管狭窄症の症例数が多い病院で診てもらうメリット
脊柱管狭窄症は、加齢などを背景に脊柱管(神経の通り道)が狭くなり、神経が圧迫されることで腰痛や下肢のしびれ、間欠性跛行などを生じる疾患です。
特に高齢者に多くみられますが、症状の程度や進行速度には個人差があり、保存療法で経過を見るケースから手術が検討されるケースまで幅があります。
症例数が多い病院では、日常的に脊柱管狭窄症の診療が行われていることが多く、MRIなどの画像診断や神経学的所見の評価、他疾患との鑑別に関する経験が蓄積されている傾向があります。
脊柱管狭窄症では、画像上の狭窄所見と実際の症状が必ずしも一致しない場合もあるため、臨床症状を踏まえた総合的な判断が重要とされています。
診療経験の多さは、その判断過程における一つの参考指標となります。
治療は、薬物療法、神経ブロック、理学療法などの保存療法が基本となる一方で、症状が強い場合や日常生活に大きな支障がある場合には、除圧術や固定術などの外科的治療が検討されることがあります。
症例数の多い医療機関では、整形外科や脳神経外科、麻酔科、リハビリテーション部門などが連携し、患者の年齢や合併症、生活状況を踏まえて治療方針を検討する体制が整っている場合があります。
手術が必要となった場合も、術式の選択や術後管理に関する経験が蓄積されている点は一定の意味を持ちます。
さらに、脊柱管狭窄症は術後もリハビリテーションや長期的な経過観察が重要となることがあります。
症例数の多い施設では、再発や隣接椎間障害なども含めたフォローアップ経験が蓄積されている可能性があります。
ただし、症例数が多いことが、すべての患者にとって最適な医療を保証するものではありません。
症状の程度、神経障害の有無、年齢、基礎疾患、生活背景などにより適切な治療方針は異なります。
症例数はあくまで「診療規模や経験を把握するための参考情報」として捉え、最終的な判断は主治医や専門医との十分な相談を通じて行うことが重要です。
公的機関や学会の情報も参照しながら、冷静に医療体制を確認することが望まれます。
都市部在住か地方都市在住かで脊柱管狭窄症の病院の選び方は異なる?
脊柱管狭窄症は比較的頻度の高い疾患であり、全国の多くの医療機関で診療が行われています。
そのため、都市部在住か地方都市在住かという居住環境は、医療機関選択において一つの検討材料となる場合があります。
都市部では、脊椎外科を専門とする医療機関や大学病院が集積しており、内視鏡手術や顕微鏡手術など特定の術式を提供する施設も比較的多く見られます。
画像診断設備や専門スタッフが充実している場合もあり、多職種カンファレンスを通じて治療方針が検討されることもあります。
こうした体制は、複数の治療選択肢を比較検討する上での一つの環境要素といえます。
一方、地方都市においても、地域の中核病院や専門性の高い整形外科病院で脊柱管狭窄症の診療が適切に行われているケースは少なくありません。
保存療法や標準的な外科治療、術後リハビリテーションまで地域内で完結できる場合もあり、必要に応じて高度医療機関と連携する体制が整えられていることもあります。
脊柱管狭窄症の治療では、術後だけでなく保存療法においても一定期間の通院やリハビリが必要となることがあります。
そのため、通院距離、交通手段、家族の支援体制、仕事との両立といった生活面の条件も重要な判断材料となります。
都市部の医療機関を選択した場合、移動時間や待ち時間が負担となる可能性もあるため、治療を継続できる現実的な環境かどうかを事前に検討することが望まれます。
重要なのは、都市部か地方かという区分で医療機関の優劣を判断するのではなく、自身の症状の程度や治療段階、生活状況に応じて適切な医療体制を選ぶことです。
症例数や施設規模は参考情報の一つに過ぎません。最終的な治療方針や病院選択については、主治医や専門医と十分に相談したうえで判断することが大切です。
■病院・医師選びのポイント
「サイトに自分が行こうとしている病院の先生が載っていない」「出来るだけ自宅近くにある病院を探したい」と言ったご照会をいただくことがあります。
本サイトに記載のない地域にも、専門性の高い治療を行っている医師や病院は数多く存在します。
主治医や地域医療連携室などにご相談いただければ、地域に適した選択肢や医療機関の紹介が得られる場合があります。
参考として、がんの名医と言われる先生に伺った病院選びのポイントを下記にまとめました。疾病が異なりますが共通する部分も多々ありますので、ご興味のある方はご覧下さい。
●がんの名医に教えて頂いた「病院・医者選びのポイント」
■名医に診てもらうための道程(近道)
癌の名医に「病院・医師選びのポイント」と「名医に診てもらう方法(どういうルートで先生のところに患者が来るのか)」をヒアリングしました。
整形外科疾患とは異なる部分もあるかと思いますが、ご興味のある方はご覧ください。
●がんの名医に教えて頂いた「名医に診てもらう方法」
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