鳥取県には、厚生労働省が指定する「がん診療連携拠点病院」及び関連医療機関が3施設あります。
本ページでは、鳥取県のがん診療連携拠点病院一覧(2025年度版)と制度の概要を整理しています。
※診療内容や詳細な体制については、各医療機関の公式ホームページ等で必ずご確認ください。
⇒鳥取県の3施設を確認する
鳥取県で拠点病院を検討する際の留意点
鳥取県のがん医療体制は、東部(鳥取)・中部(倉吉)・西部(米子)に機能が分散するコンパクトな三極構造が特徴です。
県域は小さいものの、日本海沿岸に東西へ長く伸びる地形のため、居住地域によって受療動線が変わる点に留意が必要です。
① 三つの医療圏の役割分担を理解する
鳥取県の拠点配置は比較的明確です。
■東部
- 鳥取県立中央病院
■中部
- 鳥取県立厚生病院
■西部(高度医療中核)
- 鳥取大学医学部附属病院
このように、県内で地域完結型の基本診療+大学病院による高度医療という役割分担が形成されています。
まず自宅所在地と治療段階を照合して候補を整理することが実務的です。
② 西部(米子)への集約傾向をどう考えるか
都道府県がん診療連携拠点病院である
- 鳥取大学医学部附属病院
は、県内の高度医療の中心的役割を担っています。
特に、
- 小児がん連携
- がんゲノム医療
- 集学的治療
などを検討する段階では、西部エリアへの紹介・集約が行われるケースも想定されます。
一方、すべての治療を大学病院で受ける必要があるわけではなく、初期治療や通院治療は地域拠点で完結する場合も多い点は重要な整理ポイントです。
③ 日本海沿岸特有の移動時間の評価
鳥取県では、直線距離は短く見えても、
- 東西移動の所要時間
- 冬季の交通条件
- 公共交通の本数
などが通院負担に影響する場合があります。
確認しておきたい視点:
- 自宅からの実測移動時間
- 通院頻度(外来治療の有無)
- 地域連携による逆紹介体制
特に外来薬物療法や放射線治療が中心となる場合、通院継続の現実性は重要な判断材料になります。
④ 公表データの読み取り方
鳥取県は拠点数が限られるため、各施設の機能差を把握する際には公開情報の確認が有用です。
主な確認項目:
- がん種別症例数
- 手術・薬物療法の体制
- 放射線治療設備
- 集学的治療の実施状況
症例数の蓄積状況を把握することは参考になりますが、県内では医療機関間の役割分担もあるため、単純な数値比較だけで判断しないことが重要です。
まとめ
鳥取県での病院選びでは、
- 東部・中部・西部の三極配置
- 鳥取大学病院への機能集約
- 日本海沿岸の移動時間
- 地域拠点との役割分担
を整理することが実務的です。
拠点病院制度の位置づけを参考にしつつ、治療段階と通院現実性の両面から無理のない医療機関選択を行うことが重要と考えられます。
鳥取県のがん診療連携拠点病院(3施設)
鳥取県には下記の拠点病院がありますので、ご確認下さい。
①鳥取県立中央病院
鳥取市江津
地域がん診療連携拠点病院/がんゲノム医療連携病院
②鳥取大学医学部附属病院
米子市西町
都道府県がん診療連携拠点病院/地域の小児がん診療を行う連携病院/がんゲノム医療連携病院
③鳥取県立厚生病院
倉吉市東昭和町
地域がん診療連携拠点病院
出典:厚生労働省「がん診療連携拠点病院等」
※一覧は厚生労働省公表資料に基づき作成
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がん診療連携拠点病院制度の詳細はこちらをご参照ください。
がんの名医・専門医リスト
がんの名医・専門医リスト(医師の所属、役職、得意分野などを掲載)については、下記のページを参照下さい。
| 乳がん(東日本) | 乳がん(西日本) |
| 大腸がん(東日本) | 大腸がん(西日本) |
| 胃がん(東日本) | 胃がん(西日本) |
| 肺がん(東日本) | 肺がん(西日本) |
| 肝臓がん(東日本) | 肝臓がん(西日本) |
| 膵臓がん(全国) | 胆道がん(全国) |
| 膀胱がん(全国) | 腎盂・尿管がん(全国) |
| 前立腺がん(全国) |
■名医に診てもらうための道程(近道)
癌の名医に「病院・医師選びのポイント」と「名医に診てもらう方法(どういうルートで先生のところに患者が来るのか)」をヒアリングしましたので、ご興味のある方はご覧ください。
●がんの名医に教えて頂いた「病院・医者選びのポイント」
●がんの名医に教えて頂いた「名医に診てもらう方法」
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