福井県には、厚生労働省が指定する「がん診療連携拠点病院」及び関連医療機関が5施設あります。
本ページでは、福井県のがん診療連携拠点病院一覧(2025年度版)と制度の概要を整理しています。
※診療内容や詳細な体制については、各医療機関の公式ホームページ等で必ずご確認ください。
⇒福井県の5施設を確認する
福井県で拠点病院を検討する際の留意点
福井県のがん医療体制は、福井市周辺(嶺北)への機能集積が比較的明確である一方、嶺南地域からの通院距離が課題となりやすい構造を持っています。
そのため、制度区分だけでなく、県内南北の生活動線と治療継続性を踏まえた検討が重要になります。
① 嶺北集中型の医療配置を把握する
福井県内の主要ながん診療機能は、福井市およびその周辺医療圏に集約されています。
中核的役割を担う主な施設:
- 福井県立病院
- 福井大学医学部附属病院
- 福井赤十字病院
- 福井県済生会病院
高度治療や集学的治療を検討する場合、県内紹介の多くが嶺北エリアへ集まる傾向があるため、紹介体制と通院現実性をセットで確認しておくことが実務的です。
② 嶺南地域では通院距離の影響を評価
敦賀市以西の嶺南地域では、福井市方面への移動距離が比較的長くなるケースがあります。
確認しておきたい視点:
- 自宅からの所要時間
- 冬季・降雪時の交通状況
- 外来薬物療法の実施体制
- 地域医療機関との役割分担
特に外来中心の治療(化学療法・放射線治療等)では、通院継続の実行可能性が重要な判断材料となります。
③ 公表データを用いた施設理解
福井県の拠点病院を比較する際には、各医療機関が公開している診療指標も参考情報になります。
主な確認項目:
- がん種別症例数
- 手術・薬物療法・放射線治療の体制
- 多職種連携の整備状況
- がんゲノム医療への対応範囲
特定領域で経験の蓄積がある施設を把握することは有用ですが、患者背景や紹介症例の違いにより単純比較は適切でない場合がある点には注意が必要です。
④ 制度区分のみで医療機関を評価しない
福井県では、都道府県がん診療連携拠点病院である福井県立病院が広域的役割を担っていますが、地域がん診療連携拠点病院が制度上それより劣ることを意味するものではありません。
実際の医療機関検討では、
- 病期
- 希望する治療内容
- 通院可能範囲
- 紹介・逆紹介の流れ
などを総合的に整理することが重要と考えられます。
まとめ
福井県での病院選びでは、
- 嶺北への医療機能集積
- 嶺南からの通院距離
- 地域連携による役割分担
を立体的に整理することが実務的です。
拠点病院の制度情報を参考にしつつ、継続的な通院が可能な医療機関を選択することが重要になります。
福井県のがん診療連携拠点病院(5施設)
福井県には下記の拠点病院がありますので、ご確認下さい。
①福井県立病院
福井市四ツ井
都道府県がん診療連携拠点病院/小児がんの特定のがん種等についての診療を行う連携病院/がんゲノム医療連携病院
②福井県済生会病院
福井市和田中町
地域がん診療連携拠点病院
③福井赤十字病院
福井市月見
地域がん診療連携拠点病院/小児がん患者等の長期の診療体制の強化のための連携病院/がんゲノム医療連携病院
④福井大学医学部附属病院
吉田郡永平寺町
地域がん診療連携拠点病院/地域の小児がん診療を行う連携病院/がんゲノム医療連携病院(エキスパートパネル実施可能)
⑤市立敦賀病院
敦賀市三島町
地域がん診療連携拠点病院
出典:厚生労働省「がん診療連携拠点病院等」
※一覧は厚生労働省公表資料に基づき作成
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がん診療連携拠点病院制度の詳細はこちらをご参照ください。
がんの名医・専門医リスト
がんの名医・専門医リスト(医師の所属、役職、得意分野などを掲載)については、下記のページを参照下さい。
| 乳がん(東日本) | 乳がん(西日本) |
| 大腸がん(東日本) | 大腸がん(西日本) |
| 胃がん(東日本) | 胃がん(西日本) |
| 肺がん(東日本) | 肺がん(西日本) |
| 肝臓がん(東日本) | 肝臓がん(西日本) |
| 膵臓がん(全国) | 胆道がん(全国) |
| 膀胱がん(全国) | 腎盂・尿管がん(全国) |
| 前立腺がん(全国) |
■名医に診てもらうための道程(近道)
癌の名医に「病院・医師選びのポイント」と「名医に診てもらう方法(どういうルートで先生のところに患者が来るのか)」をヒアリングしましたので、ご興味のある方はご覧ください。
●がんの名医に教えて頂いた「病院・医者選びのポイント」
●がんの名医に教えて頂いた「名医に診てもらう方法」
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