大分県には、厚生労働省が指定する「がん診療連携拠点病院」及び関連医療機関が6施設あります。
本ページでは、大分県のがん診療連携拠点病院一覧(2025年度版)と制度の概要を整理しています。
※診療内容や詳細な体制については、各医療機関の公式ホームページ等で必ずご確認ください。
⇒大分県の6施設を確認する
大分県で拠点病院を検討する際の留意点
大分県のがん医療体制は、由布市の大学病院を中心に据えつつ、大分・別府・中津・日田へ機能が分散配置されている点が特徴です。
単純な施設格付けではなく、地理条件と紹介導線を踏まえた整理が実務的です。
① 大学病院中核型の専門医療の位置づけ
大分県では、
- 大分大学医学部附属病院(都道府県拠点)
が高度医療の中核を担い、県内各地域の拠点病院と役割分担が図られています。
一方で、
- 大分県立病院
- 大分赤十字病院
- 別府医療センター
- 中津市民病院
などは、地域完結型治療にも対応する体制を整えています。
紹介の流れや治療段階によって、受診先の役割が異なる点を理解しておくことが重要です。
② 沿岸都市分散型ネットワークの読み取り
大分県の特徴として、主要拠点が
- 大分市
- 別府市
- 中津市
- 日田市
と広域に配置されています。
これは県北・県央・西部の医療アクセスを考慮した配置ですが、患者側から見ると生活圏による最適解が分かれやすい構造とも言えます。
確認しておきたい視点:
- 診療科別の対応範囲
- 集学的治療の院内完結度
- がんゲノム医療連携の有無
- 他院紹介の実績
公開情報をもとに個別に確認することが参考になります。
③ 山間部・県境地域の通院現実性
大分県では、日田・玖珠・豊後大野など、地理的移動負担が比較的大きい地域が存在します。
外来中心治療が増えている現在、通院継続の現実性評価は欠かせません。
整理しておきたい項目:
- 自宅からの移動時間
- 高速道路・幹線道路の利用可否
- 外来化学療法室の体制
- 地域医療機関との連携
特に長期通院が見込まれる場合、生活動線との整合性が重要な判断材料になります。
④ 制度区分と実診療体制は分けて考える
大分県では、大分大学医学部附属病院が都道府県拠点として位置づけられています。
ただし、地域がん診療連携拠点病院や地域がん診療病院も、それぞれの役割に基づき診療機能を担っています。
制度上の区分はあくまで枠組みであり、医療機関選択にあたっては、
- 病期
- 治療内容
- 通院可能性
- 紹介体制
などを総合的に整理することが実務的と考えられます。
まとめ
大分県での病院検討では、
- 大学病院を軸とした専門医療
- 沿岸都市への機能分散
- 山間部を含む通院現実性
を踏まえて整理することが重要です。
拠点病院の制度情報を参考にしつつ、生活圏に適した医療機関を選択することが現実的な判断につながります。
大分県のがん診療連携拠点病院(6施設)
大分県には下記の拠点病院がありますので、ご確認下さい。
①大分赤十字病院
大分市千代町
地域がん診療連携拠点病院
②大分県立病院
大分市豊饒
地域がん診療連携拠点病院/がんゲノム医療連携病院
③別府医療センター
別府市内竈
地域がん診療連携拠点病院
④中津市立中津市民病院
中津市下池永
地域がん診療連携拠点病院/がんゲノム医療連携病院
⑤大分県済生会日田病院
日田市三和
地域がん診療病院
⑥大分大学医学部附属病院
由布市挾間町医大ケ丘
都道府県がん診療連携拠点病院/地域の小児がん診療を行う連携病院/がんゲノム医療連携病院(エキスパートパネル実施可能)
出典:厚生労働省「がん診療連携拠点病院等」
※一覧は厚生労働省公表資料に基づき作成
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がん診療連携拠点病院制度の詳細はこちらをご参照ください。
がんの名医・専門医リスト
がんの名医・専門医リスト(医師の所属、役職、得意分野などを掲載)については、下記のページを参照下さい。
| 乳がん(東日本) | 乳がん(西日本) |
| 大腸がん(東日本) | 大腸がん(西日本) |
| 胃がん(東日本) | 胃がん(西日本) |
| 肺がん(東日本) | 肺がん(西日本) |
| 肝臓がん(東日本) | 肝臓がん(西日本) |
| 膵臓がん(全国) | 胆道がん(全国) |
| 膀胱がん(全国) | 腎盂・尿管がん(全国) |
| 前立腺がん(全国) |
■名医に診てもらうための道程(近道)
癌の名医に「病院・医師選びのポイント」と「名医に診てもらう方法(どういうルートで先生のところに患者が来るのか)」をヒアリングしましたので、ご興味のある方はご覧ください。
●がんの名医に教えて頂いた「病院・医者選びのポイント」
●がんの名医に教えて頂いた「名医に診てもらう方法」
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