胃がんの治療実績から見る主要病院一覧

日本全国の名医・専門医ガイド:がん・脳疾患・心臓病と整形外科の専門医情報を探せるサイト

本ページでは、DPC公開データに基づく手術実績数をもとに、胃がん治療を行う医療機関の規模や診療体制を把握するための参考情報をまとめています(胃がん治療において一定以上の症例数と専門性を有する全国主要医療機関を中心に掲載しています)。
胃がんの名医・専門医の情報がある病院については、先生のお名前と紹介文を記載していますので、病院選びの参考情報としてご活用下さい。
※「胃の悪性腫瘍」の治療実績数を、便宜上“胃がん”のランキングとしています。また、特定の医療機関や医師の優劣、治療成績を示すものではありません。
※その他の医療機関の診療実績については、Caloo(胃がん)等を参照下さい。
※診療内容については、各医療機関のホームページ等でご確認下さい。

※エリア別の名医・専門医のリスト・解説は、下表のリンクからご覧いただけます。

北海道・東北関東
東海・北陸・甲信越近畿
中国・四国九州・沖縄
主治医が未掲載の時名医受診への道

胃がん症例数ランキング(全国30病院)と名医・専門医在籍状況

※名医・専門医の掲載の有無は、必ずしも病院の診療レベルを反映するものではありません。

■手術数に基づく胃がん病院ランキング

胃がん病院ランキング 1位~10位

病院名、手術数、所在地、診療科の特徴、名医・専門医情報(敬称略)
●大阪国際がんセンター(大阪)
 症例数1,029件(手術有617件/無412件)

 上堂文也(副院長)
●がん研究会 有明病院(東京)
 症例数1,006件(手術有842件/無164件)

 佐野武(病院長)
 ・後藤田卓志(上部消化管内科部長)
 ・布部創也(院長補佐、胃外科部長)
●静岡県立静岡がんセンター(静岡)
 症例数891件(手術有701件/無190件)

 ・小野裕之(病院長)
 ・寺島雅典(副院長)
●国立がん研究センター東病院(千葉)
 症例数738件(手術有497件/無241件)

 木下敬弘(胃外科長)
 ・
矢野友規(内視鏡センター長)
●国立がん研究センター中央病院(東京)
 症例数698件(手術有528件/無170件)

 瀬戸泰之(病院長)
 ・
吉川貴己(科長)
●千葉県がんセンター(千葉)
 症例数638件(手術有430件/無208件)

 ・鈴木拓人(内視鏡科部長)
●斗南病院(北海道)
 症例数557件(手術有278件/無279件)

 奥芝俊一(院長)
●獨協医科大学病院(栃木)
 症例数518件(手術有239件/無279件)

 小嶋一幸(診療部長)
●神奈川県立がんセンター(神奈川)
 症例数487件(手術有294件/無193件)
●倉敷中央病院(岡山)
 症例数484件(手術有398件/無86件)

胃がん病院ランキング 11位~20位

病院名、手術数、所在地、診療科の特徴、名医・専門医情報(敬称略)
●四国がんセンター(愛媛)
 症例数480件(手術有161件/無319件)
●新潟県立がんセンター新潟病院(新潟)
 症例数472件(手術有353件/無119件)
●埼玉医科大学国際医療センター(埼玉)
 症例数471件(手術有410件/無61件)

 櫻本信一(診療部長、教授)
●山形県立中央病院(山形)
 症例数461件(手術有379件/無82件)
●仙台厚生病院(宮城)
 症例数455件(手術有402件/無53件)
●埼玉県立がんセンター(埼玉)
 症例数451件(手術有298件/無153件)

 江原一尚(胃外科 科長)
●仙台オープン病院(宮城)
 症例数439件(手術有302件/無137件)
●藤田医科大学病院(愛知)
 症例数432件(手術有334件/無98件)

 ・宇山一朗(先端ロボット・内視鏡手術学講座 教授)
 ・
須田康一(副院長、講座教授、診療科長)
●NTT東日本関東病院(東京)
 症例数431件(手術有393件/無38件)

 大圃研(消化管内科部長・内視鏡部長)
●横浜市立大学附属市民総合医療センター(神奈川)
 症例数429件(手術有390件/無39件)
●長岡中央綜合病院(新潟)
 症例数429件(手術有339件/無90件)

胃がん病院ランキング 22位~30位

病院名、手術数、所在地、診療科の特徴、名医・専門医情報(敬称略)
●北里大学病院(神奈川)
 症例数417件(手術有339件/無78件)

 比企直樹(消化器外科主任教授)
●愛知県がんセンター(愛知)
 症例数417件(手術有294件/無123件)

 ・室圭(副院長 兼 薬物療法部部長 兼 外来化学療法センター長)
 ・伊藤誠二(消化器外科部医長兼手術部長)
●大阪労災病院(大阪)
 症例数388件(手術有224件/無164件)
●東京都立駒込病院(東京)
 症例数377件(手術有243件/無134件)
●和歌山医療センター(和歌山)
 症例数373件(手術有281件/無92件)

 山下好人(部長)
●総合南東北病院(福島)
 症例数371件(手術有324件/無47件)
●兵庫医科大学病院(兵庫)
 症例数368件(手術有242件/無126件)

 篠原尚(診療部長)
●自治医科大学附属病院(栃木)
 症例数366件(手術有317件/無49件)
●恵佑会第2病院(北海道)
 症例数366件(手術有192件/無174件)

胃がん症例数が多い病院で診てもらうメリット
胃がんは日本人に多いがんの一つであり、検診や内視鏡検査の普及により早期発見が可能なケースも増えています。
一方で、進行度や病変の位置、患者の全身状態によって治療方針が大きく異なる疾患でもあり、診断から治療までには一定の専門性と経験が求められます。
胃がん症例数が多い病院では、日常的に胃がん患者の診療が行われており、内視鏡診断、病理診断、画像評価などの各プロセスにおいて経験が蓄積されていることが多いとされています。
特に胃がんでは、病変の深達度や広がりを正確に評価することが治療選択に直結するため、診断経験の豊富さは一つの参考要素となります。

また、胃がんの治療は、内視鏡治療、外科手術、化学療法などを病期や患者の状態に応じて組み合わせて行うことが一般的です。
症例数の多い医療機関では、消化器内科、消化器外科、腫瘍内科、放射線科などが連携し、多職種で治療方針を検討する体制が整えられているケースも少なくありません。
こうした体制は、治療選択肢を幅広く検討する上での土台となります。
さらに、症例数が多い病院では、標準治療に基づく診療が継続的に行われていることが多く、治療中や治療後に生じやすい合併症、副作用への対応経験が蓄積されている点も特徴の一つです。
胃がん治療では、治療後の栄養管理や生活指導など、長期的なフォローも重要であり、こうした面でも経験は参考指標となり得ます。

一方で、症例数が多いことが、すべての患者にとって最適な医療を保証するものではありません。
年齢、病期、併存疾患、生活環境などによって適切な治療方針は異なります。
症例数はあくまで「診療規模や経験を把握するための参考情報」と位置づけ、最終的な判断は主治医や専門医との十分な相談を通じて行うことが重要です。

胃がんの治療先を検討する際には、公的機関の情報や専門医監修による資料を活用しながら、自身の病状に合った医療体制が整っているかを冷静に確認することが、納得のいく医療選択につながります。


都市部在住か地方都市在住かで胃がんの病院の選び方は異なる?
胃がんは比較的症例数の多いがんである一方、治療内容は病期や患者の状態によって大きく異なります。
そのため、病院選びにおいては「都市部在住か地方都市在住か」という居住環境が、一つの検討材料となる場合があります。
都市部では、大学病院やがん専門病院が集積しており、胃がんの症例数が多い医療機関にアクセスしやすい環境があります。
内視鏡治療や腹腔鏡手術、化学療法などを院内で一貫して行える体制が整っている施設も多く、多職種によるカンファレンスを通じて治療方針が検討される機会が比較的多い点が特徴です。

一方、地方都市在住の場合でも、地域の中核病院やがん診療連携拠点病院を中心に、胃がん診療が十分に行われているケースは多くあります。
早期胃がんの内視鏡治療や標準的な外科手術、化学療法、経過観察などは、地元の医療機関で継続できる場合も少なくありません。
必要に応じて高度医療機関と連携する「役割分担型」の診療体制が取られることもあります。

胃がんの治療では、手術や抗がん剤治療だけでなく、定期的な検査や長期的なフォローアップが必要となる場合があります。
そのため、通院距離、交通手段、家族の支援体制など、生活面の条件も重要な判断材料となります。
都市部の医療機関を選択した場合、通院や宿泊の負担が生じるケースもあるため、治療継続の現実性について事前に検討しておくことが望まれます。
重要なのは、都市部か地方かという区分で病院の優劣を決めるのではなく、自身の病状や治療段階に応じて、どの医療機関が適しているかを考えることです。
症例数や施設規模は参考情報の一つであり、最終的な治療方針や病院選択については、主治医や専門医と十分に相談した上で判断することが大切です。

胃がんに関する情報収集にあたっては、公的機関や専門医監修による信頼性の高い情報を活用し、無理のない医療選択を行うことが、治療の継続と生活の質の維持につながります。

■主治医の名前がサイト内に無い場合

「自分が行こうとしている病院の先生が載っていない」「出来るだけ自宅近くにある病院を探したい」と言ったご照会をいただくことがあります。
本サイトに記載のない地域にも、専門性の高い治療を行っている医師や病院は数多く存在します。
ご自身の地域で医療機関を探す際は、「がん診療連携拠点病院」のリストや、消化器内科・外科を専門とする大学病院・医療センターを確認することが有効です。
さらに、主治医や地域医療連携室などにご相談いただければ、地域に適した選択肢や医療機関の紹介が得られる場合があります。
参考として、がんの名医と言われる先生に伺った病院選びのポイントを下記にまとめましたので、ご興味のある方はご覧下さい。

●がんの名医に教えて頂いた「病院・医者選びのポイント」

■名医に診てもらうための道程(近道)

癌の名医に「病院・医師選びのポイント」と「名医に診てもらう方法(どういうルートで先生のところに患者が来るのか)」をヒアリングしましたので、ご興味のある方はご覧ください。

●がんの名医に教えて頂いた「名医に診てもらう方法」

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※医師の役職については、各病院の公式サイトを出典としています。