肺がんの初期症状とは|咳・血痰・息切れ・胸や背中の痛み・受診の目安

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肺がんの初期症状は、長く続く咳や血の混じった痰などの呼吸器症状として気づくことがあります。
しかし実際には、肺がんは初期の段階では症状がほとんど出ないことも多く、健康診断の胸部X線検査やCT検査で偶然見つかるケースも少なくありません。
特に
・長く続く咳
・血の混じった痰(血痰)
・息切れ
・胸や背中の痛み
などは、肺がんのサインとして知られています。

本ページでは、肺がんの初期症状、咳や血痰の特徴、胸の痛みや息切れとの関係、受診の目安などについて、公表されている医学情報をもとに整理します。
また当サイトでは、肺がんの医師情報や病院情報も掲載していますので、併せて参照ください。
※本ページの内容は一般的な医学情報をまとめたものです。症状がある場合は自己判断せず、医療機関での診察を受けてください。

肺がんの初期症状とは(早期肺がんの特徴)

肺がんとは、肺や気管支の細胞ががん化して発生するがんです。
日本では死亡数の多いがんの一つとして知られています。
肺がんの進行度は
・腫瘍の大きさ
・リンパ節転移
・遠隔転移
などによってステージ分類されます。
早期肺がんとは、がんが肺の中にとどまり、遠隔転移がない状態を指すことが多いです。
この段階で発見された場合、手術・放射線治療・薬物療法などによって治療が検討されます。
しかし肺がんは初期では症状が出にくいことが多いため、検診や画像検査で発見されることも少なくありません。


肺がんの初期症状はあるのか?(出現時期と割合)

肺がんについて多くの人が疑問に思うのが「初期でも症状はあるのか」という点です。
医学的には、肺がんの初期段階では無症状のことも多いとされています。
そのため
・健康診断の胸部X線検査
・胸部CT検査
・人間ドック
などで偶然発見されることがあります。
ただし症状が出る場合には、咳・血痰・胸の違和感・息切れなどがみられることがあります。


咳が続くのは肺がんの可能性がある?

肺がんの症状として比較的よく知られているものの一つが、長く続く咳です。
特に次のような咳には注意が必要とされています。
・2週間以上続く咳
・治療しても改善しない咳
・咳の性質が変化する

ただし咳は、風邪、気管支炎、喘息などでも起こるため、症状だけで肺がんを判断することはできません。


「2週間以上続く咳」とその変化

咳が長く続く場合には
・乾いた咳
・痰を伴う咳
・夜間に強くなる咳
など、咳の性質が変化することがあります。
こうした症状が続く場合には、医療機関での確認が重要です。


血の混じった痰(血痰)は肺がんのサイン?

肺がんの症状として知られているものの一つに血痰(けったん)があります。
血痰とは
・痰に血が混じる
・痰が赤色や茶色になる
状態を指します。
ただし血痰は、気管支炎、肺炎、結核などでも起こることがあります。


血痰の混じり方と注意点

血痰の例としては次のようなものがあります。
・痰に少量の血が混じる
・血液が線のように混じる
・痰全体が赤くなる
血痰が繰り返し出る場合は、医療機関での検査が重要です。


胸の痛みや背中の痛みとの関係

肺がんでは
・胸の痛み
・背中の痛み
・肩の痛み
などがみられることがあります。
ただし、肺そのものには痛みを感じる神経が少ないため、肺がんの初期では痛みが出ないこともあります。
腫瘍が周囲の組織や胸膜に影響すると、痛みが出ることがあります。


息切れや呼吸のしにくさ

肺がんでは
・息切れ
・呼吸のしにくさ
・ゼーゼーする音
などがみられることがあります。
例えば
・階段を上ると息切れする
・以前より呼吸が苦しい
といった変化に気づく場合があります。


声のかすれ(嗄声)と喉の違和感

肺がんでは、声がかすれることがあります。
これは
・声帯を動かす神経への影響
・腫瘍による圧迫
などが関係することがあります。
声のかすれが長く続く場合には、医療機関での確認が重要です。


原因不明の微熱や倦怠感

肺がんでは
・微熱
・倦怠感
などの症状が続くことがあります。
ただしこれらの症状は、感染症、慢性疾患などでも起こるため、症状だけで肺がんを判断することはできません。


顔や首のむくみと血管の浮き出し

肺がんでは、腫瘍が大きくなることで
・顔のむくみ
・首の血管が浮き出る
といった症状が現れることがあります。
これは上大静脈という血管が圧迫されることで起こる場合があります。


初期症状があった場合の受診の目安

次のような症状がある場合は、医療機関での相談が勧められます。
・長く続く咳
・血痰
・胸の痛み
・息切れ
・声のかすれ

肺がんの診断には
・胸部X線検査
・CT検査
・気管支鏡検査
などが行われます。


よくある質問

🅠肺がんの初期症状は咳だけですか?
🅐咳が続くことはありますが、初期では症状が出ないことも多いとされています。
🅠血痰が出たら肺がんですか?
🅐血痰は気管支炎などでも起こりますが、繰り返し出る場合は医療機関で検査を受けることが重要です。
🅠肺がんが疑われる場合は何科を受診すればよいですか?
🅐呼吸器内科や呼吸器外科を受診することが一般的です。

まとめ(肺がんの初期症状で知っておきたいポイント)

肺がんの初期症状として知られているものには
・長く続く咳
・血痰
・息切れ
・胸の痛み
などがあります。
ただし、肺がんは初期では症状が出ないこともあります。
呼吸器の症状が続く場合や気になる変化がある場合は、医療機関で相談することが重要です。


参考文献・出典
・国立がん研究センター「がん情報サービス」
・日本肺癌学会「肺癌診療ガイドライン」
・厚生労働省「がん対策情報」

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