大腸がんの初期症状は、血便や排便の変化として気づくことが多いとされています。
しかし実際には、早期の段階では症状がほとんど出ないこともあり、健康診断や大腸カメラ検査で偶然発見されるケースも少なくありません。
特に
・血便
・便が細くなる
・便秘と下痢を繰り返す
・腹痛やお腹の張り
などは、大腸がんのサインとして知られています。
本ページでは、大腸がんの初期症状、血便の特徴、便の形の変化、腹痛や貧血との関係、受診の目安などについて、公表されている医学情報をもとに整理します。
また当サイトでは、大腸がんの医師情報や病院情報も掲載していますので、併せて参照ください。
※本ページの内容は一般的な医学情報をまとめたものです。症状がある場合は自己判断せず、医療機関での診察を受けてください。
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大腸がんの初期症状とは(早期大腸がんの特徴)
大腸がんとは、大腸の粘膜から発生するがんです。
多くの場合、大腸ポリープ(腺腫)が時間をかけてがん化することで発生すると考えられています。
大腸がんの進行度は
・腫瘍の深さ
・リンパ節転移
・遠隔転移
などによってステージ分類されます。
特に早期大腸がんとは、がんが粘膜、粘膜下層までにとどまっている状態を指します。
この段階で発見された場合、
・内視鏡治療
・手術
などによって治療できるケースが多くあります。
ただし早期大腸がんは症状が出ないことも多いため、検診で見つかることも少なくありません。
大腸がんの初期症状はあるのか?(出現時期と割合)
大腸がんについて多くの人が疑問に思うのが「初期でも症状はあるのか」という点です。
医学的には、大腸がんの初期段階では無症状のことも多いとされています。
そのため
・便潜血検査
・大腸カメラ検査
・人間ドック
などで偶然発見されることもあります。
ただし症状が出る場合には
・血便
・排便習慣の変化
・腹部の違和感
などがみられることがあります。
血便は大腸がんの可能性がある?
大腸がんでよく知られている症状が血便です。
血便の特徴には次のようなものがあります。
・便の表面に赤い血が付く
・便に血液が混じる
・粘液のようなものが混じる
ただし血便は、痔、大腸ポリープ、炎症性腸疾患などでも起こることがあります。
そのため、血便がある場合は自己判断せず、医療機関で検査を受けることが重要です。
血便の色と粘液の特徴
血便の色は、出血している場所によって異なることがあります。
・鮮やかな赤色の血
・暗い赤色の血
・粘液が混じった便
などの変化が見られることがあります。
特に血液と粘液が混じった便は、大腸の異常が関係している可能性があります。
便が細くなるという形状の変化
大腸がんでは、腸の内側が腫瘍によって狭くなることで便が細くなることがあります。
便の形の変化として
・細い便
・鉛筆のような形の便
などが見られる場合があります。
ただし、便の形の変化だけで大腸がんを判断することはできません。
便秘と下痢を繰り返す排便習慣の変化
大腸がんでは、排便習慣の変化がみられることがあります。
(例)
・便秘が続く
・下痢が続く
・便秘と下痢を繰り返す
こうした変化は、大腸の動きの異常や腸管の狭窄などが関係している場合があります。
腹痛やお腹の張りは大腸がんの症状?
大腸がんでは
・腹痛
・お腹の張り
・ガスがたまりやすい
などの症状が出ることがあります。
腹痛は、下腹部や左側腹部などに感じることがあります。
ただし腹痛は、過敏性腸症候群や便秘などでも起こるため、症状だけで大腸がんを判断することはできません。
貧血による立ちくらみや息切れ
大腸がんでは、腫瘍からの慢性的な出血によって貧血が起こることがあります。
貧血の症状
・立ちくらみ
・息切れ
・倦怠感
などです。
特に右側の大腸がんでは、血便が目立たず貧血として見つかることもあるとされています。
急激な体重減少と食欲不振
がんが進行すると、体重減少や食欲不振などがみられることがあります。
急激な体重減少は、体に何らかの異常が起きているサインである可能性があります。
40代以降と大腸がん検査の必要性
大腸がんは40代以降で増加することが知られています。
そのため日本では、便潜血検査を中心とした検診が行われており、必要に応じて大腸内視鏡検査が検討されます。
定期的な検査によって、早期発見につながることがあります。
初期症状があった場合の受診の目安
次のような症状がある場合は、医療機関での相談が勧められます。
・血便
・便が細くなる
・便秘と下痢を繰り返す
・腹痛やお腹の張り
・原因不明の貧血
大腸がんの診断には
・便潜血検査
・大腸カメラ(大腸内視鏡)
・CT検査
などが行われます。
よくある質問(Q&A)
| 🅠血便が出たら必ず大腸がんですか? 🅐血便の原因は痔や大腸ポリープなどの場合もあります。ただし大腸がんが原因のこともあるため、血便が続く場合は医療機関で検査を受けることが重要です。 |
| 🅠便が細くなると大腸がんの可能性がありますか? 🅐腸が狭くなることで便が細くなることがありますが、便秘などでも起こることがあります。症状が続く場合は医療機関で相談することが勧められます。 |
| 🅠大腸がんが疑われる場合は何科を受診すればよいですか? 🅐消化器内科や消化器外科を受診することが一般的です。 |
まとめ(大腸がんの初期症状で知っておきたいポイント)
大腸がんの初期症状として知られているものには
・血便
・便の形の変化
・排便習慣の変化
・腹痛
などがあります。
ただし、大腸がんは初期では症状が出ないこともあります。
排便の変化や血便など気になる症状がある場合は、医療機関で相談することが重要です。
<参考文献・出典>
・国立がん研究センター「がん情報サービス」
・日本消化器外科学会 ガイドライン
・厚生労働省「がん対策情報」
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