本ページでは、DPC公開データに基づく手術実績数をもとに、変形性股関節症の診療を行う医療機関の規模や診療体制を把握するための参考情報をまとめています(人工股関節手術を含む股関節疾患の治療実績をもとに、一定以上の症例数と専門性を有する全国主要医療機関を中心に掲載しています)。
病院選びの参考情報としてご活用ください。
※本ページのランキングは、股関節関連手術の症例数をもとに作成した参考情報であり、特定の医療機関や医師の優劣、治療成績を示すものではありません。
※診療内容や詳細については、各医療機関の公式サイト等で必ずご確認ください。
※症例数は診療規模や経験を把握する一つの目安であり、最適な医療機関は患者の状態によって異なります。
<参考リンク>股関節の名医・専門医のリスト
変形性股関節症 症例数ランキング(全国30病院)
■症例数に基づく変形性股関節症 病院ランキング

| 病院名(所在地) 症例数(手術有/手術無) |
| ●船橋整形外科病院(千葉) 症例数1,310件(手術有1,310件/無-) |
| ●さっぽろ病院(北海道) 症例数868件(手術有858件/無10件) |
| ●玉川病院(東京) 症例数800件(手術有800件/無-) |
| ●北水会記念病院(茨城) 症例数589件(手術有589件/無-) |
| ●あんしん病院(兵庫) 症例数514件(手術有514件/無-) |
| ●大阪整形外科病院(大阪) 症例数418件(手術有418件/無-) |
| ●仙台赤十字病院(宮城) 症例数379件(手術有379件/無-) |
| ●済生会山形済生病院(山形) 症例数367件(手術有367件/無-) |
| ●東京都立多摩総合医療センター(東京) 症例数335件(手術有335件/無-) |
| ●慶友整形外科病院(群馬) 症例数333件(手術有333件/無-) |

| 病院名(所在地) 症例数(手術有/手術無) |
| ●板橋中央総合病院(東京) 症例数318件(手術有318件/無-) |
| ●さいたま赤十字病院(埼玉) 症例数295件(手術有295件/無-) |
| ●藤田医科大学病院(愛知) 症例数288件(手術有288件/無-) |
| ●藤田医科大学ばんたね病院(愛知) 症例数281件(手術有281件/無-) |
| ●九州大学病院(福岡) 症例数274件(手術有274件/無-) |
| ●川崎医科大学附属病院(岡山) 症例数268件(手術有268件/無-) |
| ●佐賀大学医学部附属病院(佐賀) 症例数266件(手術有266件/無-) |
| ●JR東京総合病院(東京) 症例数256件(手術有256件/無-) |
| ●京都第二赤十字病院(京都) 症例数254件(手術有254件/無-) |
| ●伊勢崎市民病院(群馬) 症例数254件(手術有254件/無-) |

| 病院名(所在地) 症例数(手術有/手術無) |
| ●友愛医療センター(沖縄) 症例数253件(手術有253件/無-) |
| ●えにわ病院(北海道) 症例数251件(手術有251件/無-) |
| ●大阪病院(大阪) 症例数241件(手術有241件/無-) |
| ●座間総合病院(神奈川) 症例数237件(手術有237件/無-) |
| ●山口県立総合医療センター(山口) 症例数234件(手術有234件/無-) |
| ●九州労災病院(福岡) 症例数234件(手術有234件/無-) |
| ●熊本市民病院(熊本) 症例数233件(手術有219件/無14件) |
| ●市立伊丹病院(兵庫) 症例数228件(手術有228件/無-) |
| ●済生会横浜市南部病院(神奈川) 症例数227件(手術有227件/無-) |
| ●大阪労災病院(大阪) 症例数227件(手術有227件/無-) |
※症例数の多さが、必ずしも病院の診療レベルを示すものではありません。
■症例数が多い病院で診療を受けるメリット
変形性股関節症は、加齢や関節の形態異常などにより進行する疾患であり、症状の程度や進行度によって治療方針が大きく異なります。
特に人工股関節置換術(THA)は、術式や術後管理によって機能回復や生活の質に影響するため、一定の経験と体制が求められます。
症例数の多い医療機関では、日常的に股関節疾患の診療が行われており、術前評価、手術手技、術後管理に関する経験が蓄積されている傾向があります。
また、リハビリテーション科や麻酔科、看護体制などが整備されている場合も多く、術後回復までを含めた一貫した医療体制が構築されているケースも見られます。
一方で、症例数が多いことが必ずしもすべての患者にとって最適な医療を意味するわけではありません。
年齢、活動レベル、合併症の有無、生活環境などにより、適切な治療方針は異なります。
症例数はあくまで参考情報の一つとして位置づけ、主治医との相談を通じて総合的に判断することが重要です。
■変形性股関節症で失敗しない病院選びのポイント
① 医師の専門性と症例数
整形外科医の中でも「股関節を専門とする医師か」は重要な判断材料です。人工股関節手術の症例数や、難症例への対応経験は一つの参考になります。
② 手術手法と侵襲性
前方アプローチ、後方アプローチ、MIS(最小侵襲手術)など、採用されている術式によって術後の回復や合併症リスクは異なります。施設ごとの方針を確認することが重要です。
③ 合併症・再手術への対応体制
感染、脱臼、ゆるみなどの合併症は一定の確率で起こり得ます。再手術への対応実績や体制があるかは、見落とされがちですが重要な要素です。
④ リハビリテーション体制
人工股関節手術後の回復はリハビリの質に大きく影響されます。理学療法士の配置やリハビリ頻度、退院後フォローの有無を確認することが望ましいです。
⑤ 保存療法の選択肢
手術だけでなく、運動療法や薬物療法などの保存療法の提案があるかも重要です。症状や進行度に応じた柔軟な治療方針が求められます。
⑥ 入院期間と回復スケジュール
入院日数や術後の生活復帰までの目安は施設によって異なります。自身の生活環境と照らし合わせて検討することが大切です。
⑦ 通院のしやすさ
手術後は定期的なフォローが必要となるため、通院距離や交通手段も重要な判断材料となります。無理なく通えるかどうかは、長期的な治療継続に影響します。
■都市部と地方での病院選びの考え方
都市部では股関節専門施設や大学病院が多く、症例数の多い医療機関へのアクセスが比較的容易です。
一方、地方でも地域中核病院や連携体制により、標準的な治療が行われているケースは多くあります。
重要なのは「都市か地方か」ではなく、現在の病状や治療段階に応じて適切な医療機関を選ぶことです。
通院負担や生活環境も含めて総合的に判断することが、現実的な医療選択につながります。
■まとめ|変形性股関節症の病院選びで後悔しないために
変形性股関節症の病院選びでは、「症例数が多い病院=最適」と単純に判断することはできません。
重要なのは、現在の症状の程度、生活への影響、今後の治療方針に応じて、適切な医療機関を選ぶことです。
まず、人工股関節手術(THA)を検討している場合は、一定以上の手術実績を持ち、股関節を専門とする医師が在籍している医療機関が一つの目安になります。
加えて、合併症や再手術への対応体制、術後リハビリの充実度も確認しておくことが重要です。
手術そのものだけでなく、その前後の管理体制まで含めて評価する必要があります。
一方で、痛みが軽度〜中等度で日常生活がある程度保たれている段階では、保存療法(運動療法・薬物療法・生活指導など)に力を入れている医療機関を選ぶことが現実的です。
手術を急がず、状態を見ながら段階的に治療方針を検討することが望ましいケースも少なくありません。
また、見落とされがちですが、通院のしやすさは極めて重要な要素です。
人工股関節手術後は定期的なフォローやリハビリが必要となるため、距離や交通手段、家族の支援体制などを含め、無理なく通院を継続できるかを事前に確認する必要があります。
遠方の専門施設が適している場合もありますが、治療継続の現実性とのバランスを考えることが重要です。
本ページで掲載しているランキングは、股関節疾患に関する診療規模や経験を把握するための参考情報です。
症例数は一つの指標ではありますが、それだけで医療機関の適否を判断することはできません。
最終的な病院選びは、主治医や専門医と十分に相談しながら、自身の状況に合った医療機関を選択することが重要です。
迷った場合は、まず症例数の多い医療機関で一度評価を受け、そのうえで通院可能な範囲の医療機関も含めて比較検討することが、現実的な第一歩となります。
■名医からのアドバイス
参考として、泌尿器がんの世界的名医と言われる大阪医科薬科大学病院の東治人先生に伺った「病院・医師選びのポイント」を下記にまとめました。
病名は異なりますが、参考になる点もあると思いますので、ご興味のある方はご覧下さい。
●がんの名医に教えて頂いた「病院・医者選びのポイント」
■名医に診てもらうための道程(近道)
同じく「病院・医師選びのポイント」と「名医に診てもらう方法(どういうルートで先生のところに患者が来るのか)」についてもヒアリングしましたので、ご興味のある方はご覧ください。
●がんの名医に教えて頂いた「名医に診てもらう方法」
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