医師名(敬称略)
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病院名・ワンポイント解説 |
羽渕友則 |
秋田大学医学部附属病院(秋田県)
泌尿器のスペシャリストとして知られる。がんの種類や進行に応じて、外科手術、放射線治療、抗がん剤治療、分子標的薬(またはこれらの組み合わせ)を行う。開腹手術などの標準的な手術式に加え、適応を考慮しながら腹腔鏡手術も積極的に導入している。腎がんのロボッ卜支援腹腔鏡手術も積極的に行う。 |
木原和徳 |
東京医科歯科大学医学部附属病院(東京都)
患者への負担を最小限におさえるための画期的な手術法「ミニマム創内視鏡下手術」を開発したことで知られる名医。ミニマム創手術は、切開創から内視鏡を患部に挿入し、モニターと肉眼を併用しながら行う体に優しい手術。この画期的な手術法を開発した木原先生は、国内外から高い評価を得ています。 |
大家基嗣 |
慶應義塾大学病院(東京都)
慶應大学医学部卒。患者に優しい低侵襲治療として、副腎腫瘍、腎臓がん、前立腺がんに対しての腹腔鏡下手術を精力的に推進している。腹腔鏡下前立腺全摘除術は既に800名を超える治療実績をあげ、全国一の実績を誇る。また、転移を伴う腎がんに対しては、分子標的治療を積極的に行っています。 |
浅野友彦 |
防衛医科大学校病院(埼玉県)
腎がんに対する縮小手術 臓器温存手術や自排尿型人工膀胱造設など患者の生活の質(QOL)を考慮した手術を進めている。小さな腎がんに対しては、より侵襲の少ない治療法としてラジオ波焼灼術を行っている。手術は腹腔鏡手術ないしは経皮的アプローチの2種類の方法で行い、腎機能の保持に努めている。 |
最上拓児 |
東京歯科大学市川総合病院(千葉県)
最上医師は日本低温医学会認定凍結手術専門医で、2012年7月に保険収載となった腎がん凍結手術において、MRIガイドによる経皮的凍結手術をいち早く開始。この手術の概要については、「新名医の最新治療2013」(朝日新聞出版)でも詳しく取り上げられた。最上医師は様々なメディアでも紹介され、腎がんの名医として知られる。 |
三木恒治 |
済生会滋賀県病院(滋賀県)
大阪大学医学部卒。泌尿器がんの根治性とQOLをライフワークに、常に新たな手術療法、化学療法を導入してきた名医。腎がん診療ガイドライン 作成副委員長も務めた。2015年4月に同病院長に就任後、これまで行われていた開腹手術から、より低侵襲な腹腔鏡手術や小切開手術を積極的に導入している。 |